皆様へ
おはようございます。草野です。
今日は10月10日で1999年までは、1964年の東京オリンピックの
開会式日を記念して「体育の日」として休日に指定されました。その後、
ハッピーマンデー制度により、10月の第2月曜日に変更され、2020年
から「スポーツの日」に改称されたという経緯があり、歴史をたどる上でも
私は、10月10日を固定の祝日にした方が良かったと思っています。
祝日にしたという歴史は過去を振り返る意味でも大切と考えています。
昨日の米国NY株式市場のダウ平均株価は、株式相場の過熱感が意識され
243ドル安と続落しました。また、米政府機関の一部閉鎖が長引いており、
経済成長を下押ししかねないとの懸念が出てきました。ナスダック市場は
根強い追加利下げ期待があり、0.08%安と小幅に反落しましたが、一部の
半導体銘柄は上昇しました。為替はドルを買い、円を売る売買が続き、
153円台まで円安が進みました。為替は市場にまかせ人為的に介入すること
は避けるべきと思います。為替は国と国の経済力の比較です。
昨日の東京株式市場の日経平均株価は、米国株の半導体関連銘柄の上昇を
受けて、日本の半導体関連銘柄は大幅高となり、845円高と大幅に反発し
48,000円台を大きく超えて最高値を更新して引けました。特にSBG
の上昇はものすごく1銘柄で500円以上押し上げました。高市銘柄の
フジクラも大幅高となり、最高値更新に寄与しました。プライム市場の売買
金額は、6.2兆円と依然として東京株式市場に資金が流入しています。
日本の投資家よりも海外の投資家が日本株を買っているということでしょう。
SBG、フジクラは1,000株単位で買う場合は、最低で2000万円以上
の資金が必要で個人の投資家にとっては手を出すことは難しいと考えるからです。
プライム市場の騰落は、5割強が値上がりし、TOPIXは、0.68%高と
なりましたが、売られる銘柄も多く、日経平均株価とTOPIXの倍率N/T
倍率は大きくなりました。いびつな状況になっています。
今日の記事に、日本経済センターは、7~9月期の実質GDPは、前期比年率で
1.35%減となり、前月調査(1.11%)から下方修正となったと発表
しました。米国の関税政策の影響で輸出が全体を下押したことが要因でした。
今日の東京株式市場の日経平均株価は、上昇ピッチが速く、連休を前にした利益
確定売りにより、反落すると予想しています。
以上
経済記事から