経済記事から

10月17日の経済記事から

皆様へ
おはようございます。草野です。
今、金価格が値上がりしているというニュースが話題になっています。1g
2万円を超え、ますます地金を買う顧客が増えているそうです。私は50年
前茅場町に勤務しているとき、「田中貴金属」が茅場町にあり、当時ビルの
周りを金を買い求める人の行列ができているのを見かけて、私にとっては縁も
ない金を買うのだろうかという疑問を持っていましたが、当時も東京には
お金持ちがいるものだと感心した記憶あります。「田中貴金属」は銀座に
移転し、大きく成長しました。テレビは金の買取CMが流れて眠っている金
を買い集めています。
昨日の米国NY株式市場のダウ平均株価は、地銀の信用リスクの高まりから
金融全般が売られ301ドル安と続落しました。米中貿易の対立、政府機関
の閉鎖も重荷になっています。ナスダック市場は、AI半導体の需要を期待
した買いが入りましたが、0.47%安と反落しました。AIバブルという
言葉が出ています。成長性は認められるものの買われ過ぎということです。
為替は、米長期金利は3.9%台へと低水準となり、150円前半までドル
が売られ円が買われる円高になりました。
昨日の東京株式市場の日経平均株価は、政局で維新が首相指名選挙での協力や
連立政権の構築を視野に接近したことから、主力株に買いが入り605円高と
続伸し、48,000円台を回復しました。しかし、その中身はソフトバンクG
の大幅高で、日経平均を380円も引き上げました。おばけ銘柄です。投資家の
期待は強いものがありました。プライム市場の売買金額は、5.4兆円と投資家
の期待が膨らんだことで活況でした。プライム市場の騰落は、5割強が値上がり
し、TOPIXも0.62%高と続伸しました。日経平均株価の1.27%高には
かないませんが、高市総裁が掲げる財政拡張的な政策に投資家の期待がされた
ということで、年末の日経平均株価は50,000円超えとのエコノミストの声
が聞こえてきました。
今日の記事に、8月の機械受注統計が前月比で0.9%減、2か月連続のマイナス
は設備投資意欲の減少であり、景気は良くなってきてはいません。また、日本の
GDPは2026年にはインドに抜かれて世界5位へとIMFが発表しました。
技術立国としての世界での競争力を高めて欲しいです。
今日の東京株式市場の日経平均株価は、米国株安もあり、先高期待はあるものの
反落すると予想しています。
以上

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