皆様へ
おはようございます。草野です。
今朝は土日の雨の影響で、暖かく、湿度の高い蒸し暑さを感じての通勤でした。
土日はワールドリーズの中継に夢中になりました。本拠地での試合は、地元
ファンの熱量がとてつもなく大きかった中で、山本投手は完投勝利をしました。
「心技体」が最高のレベルでした。完投することは分業制のメジャーリーグに
おいては考えられないことです。また、試合後に山本投手がダッグアウトで
ゴミを片付ける姿は日本人の有様を見せつけられました。
先週末の米国NY株式市場のダウ平均株価は、CPIが下振れたことで、利下げ
期待が高まり、472ドル高と続伸し、最高値を更新しました。ナスダック市場も
1.14%高と続伸し最高値を更新しました。半導体関連株の上昇が続いています。
為替は、米株高でドルを買い、円を売る動きとなり152円台後半まで円安に
なりました。あとは、円安対策を含めて日銀の利上げが話題になってきます。
先週末の東京株式市場の日経平均株価は、米国株高、円安により半導体関連銘柄
が大幅高となり、一時は上げ幅が700円を超え最高値を上回る場面もありました
が、658円高と反発しました。値嵩銘柄には買いが集中し、日経平均株価を
大きく押し上げました。日経解説によれば、割安株や中小型株にも資金を振り向け
る動きがあったことが書かれていました。プライム市場の売買金額は、5.3兆円
と活況な市場は続いています。上がらなければ売買高は増加しません。個人投資家
は値嵩株には手を出しにくいため、割安株や中小型株が物色されたのでは思いまし
た。プライム市場の騰落は、売られる銘柄数が値上がり数を上回りましたが、
TOPIXは0.48%高と反発しました。N/T倍率は大きくなるばかりです。
日本の個人投資家はまだ高値圏にある銘柄への投資は利益が出れば売って回転率が
高く、証券会社を喜ばしていると私は見ています。売買金額が5兆円を出来高が
続いていますので、証券会社株は蚊帳の外です。3メガ配下の証券会社は、全体の
利益に占める割合は小さいので、話題にもなりません。
今日の記事に、9月の消費者物価が前年同月比て2.9%の上昇となり、4か月
ぶりに伸びが拡大と発表されました。インフレ傾向とみれば利上げの声が聞こえて
きそうです。利上げは、今の株式市場がどの程度の抵抗力を持っているかです。
今日の東京株式市場の日経平均株価は、米国株高を支えとして続伸すると予想して
います。
以上
経済記事から
