経済記事から

10月28日の経済記事から

皆様へ
おはようございます。草野です。
昨夜からトランプ大統領が来日し、天皇陛下と会見しました。その中で大谷
選手も出て和やかだったとか。今日からは高市総理との会談などが予定され
タイトなスケジュールが組まれています。会談の中での信頼関係が築けるかが
鍵です。米国に対して言うべきことは言って欲しいと私は思っています。
昨日の米国NY株式市場のダウ平均株価は、米中対立が緩和するとの期待から
337ドル高と続伸し最高値を更新しました。ナスダック市場も決算発表期待
から1.86%高と最高値を更新しました。今週に予定されている大手テック
銘柄の決算に注目が集まっています。為替は、152円台後半で少し円高に
振れました。実需のドル需要が大きいことから円安の動きは続いています。
昨日の東京株式市場の日経平均株価は、米中関税交渉において、1年間の
先送りで合意したことから、海外投資家のリスクオンから日経平均株価先物
への買いが入り1,212円高と大幅上昇し、ついに50,000円を突破し、
新高値を更新しました。プライム市場の売買金額は、6.1兆円と大きく
増加し、日本の投資家もこの上げ相場に参加しました。私は、余りにも上昇
が早くそして大きいことが心配になりました。よく分からないときは「相場
は相場に聞け」と言われますが、聞いても「買いの一手」との返事が返って
きそうな状況です。プライム市場の騰落は、9割弱が値上がりしました。下落
銘柄はそれなりの理由があります。これから決算発表が相次ぎますが、関税
の影響が軽微であり、今の地合からすれば増益発表企業は一段と買われる
可能性は大きいと私は思います。あとは熱した市場を冷やすために日銀の
利上げです。高市トレードは半年以上の経済良化を期待していますので、期待
外れとなった場合の反動は頭に入れておく必要があります。
今日の記事に、9月の企業向けサービス価格が前年同月比で3.0%上昇、
4か月ぶりの水準となったと発表され、消費者物価の上昇に影響します。日銀
の2%物価目標を超えてきていますので、利上げはカウントダウンでしょう。
また、日経NEEDSは25年度の実質成長率を0.6%とし、26年度は0.7%
と発表しました。実質成長率は低く、新政権の政策がどの程度実質成長率を
高めるかが、株式市場に大きな影響を与えます。
今日の東京株式市場の日経平均株価は、上昇スピードが速く、利益確定売りが
出てブレーキがかかると思いますが、投資家の買い意欲は衰えず、続伸する
と予想しています。下落材料がないからです。
以上

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