皆様へ
おはようございます。草野です。
今朝も冷たい小雨が降り、季節外れの黄砂が週末にかけて飛来する予報が出て
いました。昨夕は熊本で震度5強の地震が発生していました。東京はこのところ
地震がありません。油断大敵です。昨夜は東久留米駅のロータリーに冬を彩る
イルミネーションが点灯しました。毎年のことですが、駅員さんたちの努力で
世の中が明るくなります。
昨日の米国NY株式市場のダウ平均株価は、利下げ観測を手掛かりに664ドル高
と大幅に続伸しました。次期FRB議長は利下げ派が起用されるとの報道が出て
いるようです。米消費者信頼感指数が低水準となったことも利下げを促しています。
ナスダック市場は、エヌビディアのAI半導体が競争者が出て1強とはならなく
なったことから下落しました。ナスダック指数は0.67%高と3日続伸しました。
為替は、米金利下落から156円台前半まで円高が進みました。
昨日の東京株式市場の日経平均株価は、期待通りの大幅反発とはならず引けは
33円高と反発しましたが、小幅でした。力強さに欠けました。日経の解説では、
米国の時間外取引でエヌビディア株が下落に転じたことから、AI関連の過剰投資
問題が再燃し、株価先物に売りが出て日経平均株価を押し下げました。特に、
ソフトバンクグループの下落は大きく東証株式全体を押し下げました。今まで東京
株式市場を牽引してきただけにその反動は大きかったです。プライム市場の売買
金額は、6.1兆円と先週末比では大きく減少しました。米国株式市場の動きを
注視して投資家は慎重姿勢を強めているようです。プライム市場の騰落は、5割弱
が値上がりしましたが、TOPIXは0.21%安と続落しました。
今日の記事に、東京23区の新築マンションを海外からの取得は3.5%と発表
されました。不動産価格の高騰は海外に住所がある人の購入は少なかったと書かれて
いますが、国内に居住する外国人の購入は今後の調査とか。マスコミが指摘した海外
の人がの購入が増えたことが価格高騰の理由にはなりませんでした。また、5年債
利回りが17年ぶりの高さまで高騰したと発表され、日銀の審議委員の発言が近い
将来の利上げの地ならしと受け止められました。
今日の東京株式市場の日経平均株価は、為替が円高には振れましたが、大幅高の続伸
を予想しています。期待を裏切らないで欲しい展開を願っています。
以上
経済記事から
