経済記事から

11月20日の経済記事から

皆様へ
おはようございます。草野です。
一昨日発生した大分市佐賀関の大火はまだくすぶって鎮火はしていません。
離島にも飛び火し、建物は170棟以上消失しました。200名近い方が避難
されています。生業としている漁業への影響が心配です。2016年12月に
発生した糸魚川大火災を思い出しました。気象条件も同じようで、住宅の
密集地で強風はあっという間に住戸を焼き尽くしました。都会でも同じような
ことが起きます。災害に強いまちづくりは長い時間がかかります。
昨日の米国NY株式市場のダウ平均株価は、エヌビディアの決算発表を前に
売りが目立った銘柄などを中心に買いが入り、47ドル高と小幅ですが、反発
しました。AI関連銘柄はAIへの過剰投資の懸念から売られています。
ナスダック市場は、0.58%高と3営業日ぶりに反発しました。今朝発表された
エヌビディア株の決算は市場予想を超えていました。時間外取引では大きく買わ
れると思います。為替は157円台前半まで円が売られドルが買われる円安に
なりました。円安は主力企業にとっては追い風となります。
昨日の東京株式市場の日経平均株価は、米国株安から下落して始まりましたが
海外投資家の短期筋の買いが入り一時は反発しましたが、後場に入ると売りが
優勢となり、165円安と4日続落し、49,000円は回復できませんでした。
155円台まで円安になった追い風はありましたが、更に上昇させるような買い
のエネルギーは生まれませんでした。プライム市場の売買金額は、6.5兆円と
前日よりは僅かですが増加しました。売買が細れば調整という言葉が出ますが、
依然として売買は活況であり、短期間に2,000円(4%程度)下げたとしても、
先高基調は変わっていないと私は思っています。プライム市場の騰落は5割強が
値下がりし、TOPIXも0.17%安と続落しました。
今日の記事に7~9月期の機械受注が前期比2.1%減と4半期ぶりにマイナスに
転じたと発表されました。この経済指標は、企業の先行投資であり、企業活動の
活発かどうかをみます。政府は9月の基調判断を「持ち直しの動きに足踏みが
みられる」で据え置きました。
今日の東京株式市場の日経平均株価は、のどに刺さっていたトゲが取れたこと
から大幅な反発を期待しています。
以上

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