皆様へ
おはようございます。草野です。
今朝は西武池袋線の遅れで、いつもより15分遅く出社しました。朝の貴重な
時間でしたが、仕方ありません。そして長年続いている時間に縛られている自分
に怖さを感じました。習慣は恐ろしいものです。その代わりいつもと違った
景色をみることができました。久しぶりに挨拶を交わした同じビルに勤務して
いる方です。たわいもない気候の話ですが、心が和みました。
昨日の米国NY株式市場のダウ平均株価は注目されていた経済指標は強弱が
入り交じる内容となり、先行きの雇用や金融政策に不透明感が出たことから
302ドル安と3日続落しました。ナスダック市場は、ハイテク銘柄はまちまち
でしたが、小幅ですが0.23%高と4営業日ぶりに反発しました。このことは
今日の東京株式市場にとってはプラスになります。為替は154円台半ば過ぎ
まで円高が進みました。日本の利上げでどこまで円高が進むかです。
昨日の東京株式市場の日経平均株価は、米ハイテク株安を受けて総崩れと
なり、784円安と大幅に続落し、50,000円を大きく割り込みました。
為替が154円台と円高になったことが、売り圧力が強まりました。米国株
が上昇に転じないと東京株式市場に投資している海外投資家は売りを継続
し、売り止まない状況が継続すると私は思います。プライム市場の売買金額は
5.3兆円と大幅下落の割りには少なく、まだ売却予備軍がいそうです。
そして、AI関連株の下値が見えず、下がり続けていることも大きな重しに
なっています。プライム市場の騰落は8割が値下がりし、全面安になり、
TOPIXも1.78%安と大幅に続落し、まだ下値を探っている展開となって
いました。
今日の記事に、電子情報技術産業協会はITに関連する電子情報産業について、
2026年の世界生産額が前年比10%増の4.5兆ドルになる見通しだと発表
しました。日系企業の精算額は3%増の43.1兆円と見込みました。世界の
生産額の品目別では、半導体が26%増の9755億ドルと高い伸びを示して
います。今の話題はこの投資額が回収できるのか過剰投資となっているのでは
ということでAI関連株が売られています。
今日の東京株式市場の日経平均株価は、自律反発狙いの買いが入り反発すると
予想していますが、50,000円台奪回は持ち越しと予想しています。
以上
経済記事から
