経済記事から

12月12日の経済記事から

皆様へ
おはようございます。草野です。
昨夜の強風で自宅の玄関先には公園のどんぐりの木の葉が飛んできて葉っぱで
埋め尽くされていました。毎年のことですが、我が家だけは風の通り道になって
います。隣近所の家には葉っぱは吹き飛ばされてありませんでした。浅草橋の
イチョウの葉っぱも落ちて黄色の絨毯となって美しかったです。どんぐりの葉
とは違います。
昨日の米国NY株式市場のダウ平均株価は、米利下げが追い風となり646ドル
高と大幅高となり最高値を更新しました。景気敏感株が大きく買われました。
ハイテク銘柄の多いナスダック市場はAI関連銘柄を中心に売られ、0.25%
安と3日ぶりに反落しました。為替は米利下げの影響で155円台半ばまで
ドルが売られ円が買われる円高になりました。日銀の利上げ発表が物価上昇の
悪者となっている円高になるか注目です。実需の円売りもありエコノミストの
予想している140円台は難しいと私は思います。
昨日の東京株式市場の日経平均株価は、朝方は米国株高を受けて期待通りの
展開となりましたが、オラクルと事業で協力するソフトバンクバンクGの大幅安
が市場全体に影響を与え、材料の出尽くし感もあり、売り一色となり、453円
安と続落しました。来週に行われる日銀金融政策決定会合での利上げに注目が
集まりますが、東京株式市場は材料出尽くし感が出ています。51,000円
は大きな壁になってしまいそうです。プライム市場の売買金額は、5.3兆円と
前日と同じような水準でした。この売買金額では上値を追うことは難しいです。
AI関連株の雲行きが怪しくなってきたようですが、私はAIに対する社会的な
ニーズは大きくまだ天井とは見ていません。これからますます需要が出てくると
考えています。プライム市場の騰落は、8割強が値下がりしTOPIXも0.94%
安と続落しました。昨日の米国株式市場とは大きな違いです。
今日の記事に、10~12月の大企業全産業の景況感判断指数はプラス4.9と
なり製造業、非製造業ともにプラスで大企業は改善が続く見通しと発表されました。
しかし、中小企業の全産業はマイナス3.7と厳しい状況は続いています。
また、日本取引所グルーフは、新規上場を審査する際に内部通報制度が適切に
整備されているかをチェックすると公表しました。本来は、幹事証券が財務面だけ
ではなく、ガバナンス面をもチェックし指導する必要があると私は思っています。
今日の東京株式市場の日経平均株価は、今日こそ反発すると予想しています。
以上

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