皆様へ
おはようございます。草野です。
今朝も駅までは小雨でしたが、浅草橋は青空でした。
朝のカッパは嫌ですね。ニュースはトランプ関税、
大阪・関西万博で満載で、世の中が明るくなるよう
なものがないのは寂しいです。この連休での旅行客
は物価高の影響で前年よりは減少予想でした。連休
は飛び石が影響していると私は思います。
昨日の米国NY株式市場のダウ平均株価は、関税
政策が迷走し、引き上げを巡る過度な警戒が後退し
312ドル高と続伸しました。ナスダック市場は
0.63%高と続伸しましたが、勢いは見られま
せんでした。まだまだトランプ関税は先が不透明
です。為替は、長期債が買われ利回りは低下し、
142円台後半で推移しました。為替も投機的動き
で不安定です。主力企業の為替水準は150円程度
を見込んでいますので、為替利益が減少し、今期の
決算に影響すると考えられます。
昨日の東京株式市場の日経平均株価は、米国株高、
ハイテク銘柄高に支えられて、396円高と反発
しましたが、34,000円は回復せず。先週末の
下落分の半値戻しとはいきませんでした。相互関税
の対象外の商品が話題になっていますがいずれは、
検討されている半導体等の関税が明らかになると、
基礎関税の10%と合わせどの程度のものになるか
不透明であり、戻ってもこの程度ということですから、
上値は抑えられています。プライム市場の売買金額は、
3.8兆円と4兆円を割り込み元の先行き不透明感に
よる薄商いに戻ったようです。プライム市場の騰落は、
7割強が値上がりしましたが株式市場には明るい兆し
は見ることができませんでした。
今日の記事に、日銀総裁が国会でトランプ関税政策で
不確実性が高まる中で、日銀としては2%の目標達成
という観点から適切に政策を判断すると述べ、これまでの
説明を維持しました。要は先は分からないということ
です。また、米通商代表部は対日交渉において、日本が
円安に導いた為替政策を批判していますので、円安是正
策が相互関税交渉の一つとなる可能性があります。また、
中国の3月輸出が前年同期比で12%増と大幅に増加
したことは、駆け込み輸出ですかね。4月は大幅減と
予想できます。
今日の東京株式市場の日経平均株価は、小幅な続伸と予想
しています。買い材料は米国株高だけです。
以上
経済記事から