経済記事から

5月7日の経済記事から

皆様へ
おはようございます。草野です。
GWが終わりました。今年は自宅で過ごされた方が多く
外出は25%程度の結果となりました。ニュースは行楽地
の人出の多さを伝えていました。我が家は家族が集まり
1年ぶりの会話に花が咲きました。しかし、外出はせず、
子供の手料理に舌鼓を打ちあっという間のGWでした。
昨日の米国NY株式市場のダウ平均株価は、今度は医薬品
に対する関税ニュースで警戒感が出て、389ドル安と
続落しました。ナスダック市場も0.86%安と続落
しました。日本との関税交渉は進んでいないようです。
進展することは米国に対する大幅譲歩となるような気が
します。個別交渉より団体交渉の方が関税交渉は利点が
あると私は考えています。為替は米国株安もあり、ドルが
売られ円が買われる展開となり、142円前半まで大幅な
円高となりました。
先週末の東京株式市場の日経平均株価は、円安、そして
米国株高を追い風に自動車をはじめとする輸出関連株が
買われ378円高と続伸しました。しかし、金利の利上げ
が遠のいた銀行株は売られました。関税交渉は進展した
ということで、決裂までは無かったことが評価されて買い
安心感につながりました。37,000円台近辺まで上昇
したものの上値追いは抑えられました。プライム市場の
売買金額は、4.7兆円と前日と同一水準であり、連休を
意識した売りが出ていたのではと思いました。米国からの
関税交渉の内容については、明らかになっていません。
恐らくその内容はトップ同士の会談で合意した後で発表
されると思いますが、日本以外の国についても状況は不明
であり、合意までには時間がかかりそうです。トランプ氏
の交渉は、一対一であり、他国の状況を横目で見ながらの
交渉はできません。プライム市場の騰落は5割弱の値上
がりでしたがTOPIXは0.31%高と8日続伸しました。
関税政策がすでに世界景気に悪影響を与えていますので、
世界経済が失速しない前に決着することを願っています。
連休明けの東京株式市場の日経平均株価は、米国株安もあり
反落すると予想しています。
以上

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