皆様へ
おはようございます。草野です。
今朝は春霞という季節ではありませんが、霧が立ち込めて
いました。今日の東京の気温は真夏日となるような29℃
予報です。梅雨は湿気が多く嫌な季節ですが、野菜や木々
等植物にとっては成長に必要な季節です。感謝しなければ
ならない季節です。1階ロビーには朝顔の絵が飾られました。
昨日の米国NY株式市場のダウ平均株価は、注目されていた
消費者物価指数が市場予想を下回り過度なインフレ再燃の
警戒感が薄れ、一時は上昇しましたが、ハイテク銘柄に
利益確定売りが広がり、小幅な1ドル安と反落しました。
1ドル安でも反落は反落です。ナスダック市場も反落
しました。為替は、144円台半ばへと円高に振れました。
昨日の東京株式市場の日経平均株価は、続いている米国株高、
半導体株の上昇を受けて、日本の株式市場も半導体関連銘柄
が物色され209円高と続伸しました。プライム市場の売買
金額は、4.0兆円と少なく上値を追う展開にはなりません。
まだまだリスクを取りたくない投資家は多いということです。
プライム市場の騰落は6割強が値上がりしましたが、TOPIX
の値上がり率は、0.09%高であり、市場全体は伸び悩み
ました。米国に首根っこを押さえられている市場のため、
海外投資家の動きに大きく左右されます。
今日の記事に、5月の企業物価指数(速報値)が前年同期比
で3.2%上昇、要因はコメ価格上昇と出ていますが、
4月の4.1%に比較し鈍化してきました。このことは
日銀利上げの理由がなくなったことを表していますが、
日銀の利上げ願望はなくなりません。また、5月の車の北米
向け輸出価格が急落したと出ています。前年同期比でマイナス
19%でした。トランプ関税コストを吸収するために値下げ
に動いたことが分かります。関税は輸入国(消費者)が負担
しますが、日本のメーカーは関税分を値下げしたという実態
です。売りたいための動きです。
今日の東京株式市場の日経平均株価は、積極的に買う材料は
なく、米国と同様に反落すると予想しています。
以上
経済記事から