皆様へ
おはようございます。草野です。
昨日の都議会議員選挙の結果は、自民党は第1党が維持
できない負けになりました。混沌とした世相を反映した
結果でした。気温は高く、投票率は50%未満と都民の
関心は薄く、これも政治に無関心な層が増えてきています。
また、米国はイランに対し攻撃しました。これからどう
世界が反応するか分かりませんが、マイナスに作用する
ことは確かです。まずは原油価格の動きです。
先週末の米国NY株式市場のダウ平均株価は、中東情勢
の交渉進展に期待し35ドル高と反発し、ナスダック市場
は0.50%安と反落しました。為替は、過度な中東リスク
が和らいで146円まで円安が進みました。今日の東京
金融市場の動きが世界で注目されるでしょう。
先週末の東京株式市場の日経平均株価は、米国株式市場の
休場による材料不足もあり、円安材料が買い材料となり、
特に半導体関連銘柄が買われ日経平均株価を全体的に下支え
しましたが、引けにかけて売られ85円安と続落しました。
プライム市場の売買金額は、6.6兆円と大幅に増加しました。
なぜか増加の理由は日経解説には書いてありませんでした。
海外投資家の取引が減少するとなると日本の投資家の投資
意欲が小さいことから一層の減少に繋がります。今年の予測は、
42,000円という大手証券会社が行っています。その当時
はどういう業界、業種が賑わっていたかを調べてみるのも面白い
です。プライム市場の騰落は、7割弱が値下がりするという
全体的には売られた市場でした。TOPIXは0.75%安と
続落しました。半導体関連銘柄が大きく値上がりしました。
あとの銘柄は売られました。上値の重い展開で引けにかけて
投資家のリスクオフが下落に繋がりました。
今日の記事に、5月の消費者物価指数が、前年同月比で
3.7%上昇と出ています。要因は、値上げであり、需要
が大きくなったからではなく、製品の値上げによるもの
です。5月の実質賃金はマイナスであり、日銀の利上げ
決定に影響してくると私は思います。また、5月のコンビニ
売上高が前年同月比で2.5%増、3か月連続で前年実績を
上回ったと出ています。商品の値上げが要因でしょう。
今日の東京株式市場の日経平均株価は、暴落する可能性があり、
そうならないことを願っています。
以上
経済記事から