皆様へ
おはようございます。草野です。
昨夜は台風の影響で雨が降り、今朝は蒸し暑さで汗が噴き出てきました。
今日は台風が関東に接近し、強い雨が降る予報です。昨日は林の中から
「ニイニイゼミ」の鳴き声が聞こえていよいよ夏本番です。色々な
セミの鳴き声が聞けるのは楽しみです。
先週末の米国NY株式市場のダウ平均株価は、米政権がカナダに35%
の関税を表明したことで米国の高関税が世界景気を押し下げるとの
懸念から279ドル安と反落しました。昨日のニュースでもEUに
対する関税を30%と表明しその影響は小さくなく、日本をはじめと
する8月1日までの交渉内容が注目されます。それにしてもトランプ
大統領の強気の恫喝姿勢は困ったものです。ナスダック市場は、
0.21%安と反落しました。為替は、米金利上昇で147円台半ば
手前まで円安が進みました。
先週末の東京株式市場の日経平均株価は、市場全般は上昇したのに
ファーストリテイリングの大幅安により、76円安と小幅な続落で
引けました。なにせ、ファーストリテイリングの決算発表内容が
増益でしたが、市場予想に届かなかったことが大幅な下落に繋がり
日経平均株価を262円も押し下げました。いつもの通りアナリスト
による市場予想に振り回されています。プライム市場の売買金額は、
4.5兆円とSQによる売買があったことが増加に繋がりました。
ファーストリテイリング(ユニクロ)という巨大企業は株価は高く
日経平均株価への寄与度が大きいことからこの現象を生みました。
逆もあります。プライム市場の騰落は、7割が値上がりし、TOPIX
は、0.39%高と日経平均株価とは逆に反発しました。
今日の記事に、今後の株式市場に影響を与えると考えられている参議院
選挙において、X投稿数は、「関税交渉」が前週比で6割超増となり、
外国人規制や減税に次ぐ規模となったと出ています。有権者の投票行動
がどう変化するのかです。また、2020年代に最低賃金を全国平均で
達成するためには、年平均7.3%引き上げる必要があると出ています。
ハードルはものすごく高いことが分かります。
今日の東京株式市場の日経平均株価は、米国の各国、地域への関税表明
がマイナスとなり、続落すると予想しています。
以上
経済記事から