皆様へ
おはようございます。草野です。
昨日の北海道では40℃近くまで上昇した猛暑日を記録したと
いうニュースが繰り返し報道されていました。この夏も異常な
暑さで、熱中症にならないための対策は必要です。日米関税交渉
は合意しましたが、80兆円となる米国への投資内容は不明です。
この合意はある意味政府が民間企業に指示したものとなります。
そして、関税は今までなかったものであり、その負担は日本企業
への重しとなり、結果的にGDPが減少し、日本の経済成長が
減速するということになり、影響はこれからです。
昨日の米国NY株式市場のダウ平均株価は、日米の関税交渉が
合意し、EUとの交渉も合意間近ということから、507ドル高
と大幅に続伸し、年初来高値を更新しました。ナスダック市場も
0.60%高と最高値を更新しました。為替は146円台半ば
手前で小動きでした。不気味でした。
昨日の東京株式市場の日経平均株価は、日米関税交渉の合意を
受けて自動車株をはじめとして全面高となり、1,396円高と
急反発し、一気に41,000円台を超えました。今まで喉に
刺さっていたトゲが抜けたような状況になりました。また、
石破総理本人は否定した退陣のニュース(フェイク?)もあり、
緊縮財政から積極財政に移行するのではという期待感もあり、
大幅上昇に繋がったと思われました。今日の記事にもある通り、
日銀の副総裁が利上げに積極的な発言をしたことから、金融銘柄
も大幅高となりました。プライム市場の売買金額は、7.1兆円と
大幅に増加し、今まで様子見の投資家はリスクオン状態となり、
幅広い銘柄に買いが入りました。私的には想定以上の上げあり、
目先の反動は必ず出ると思います。投資家は一気に史上最高値の
42,000円超えを期待する動きを期待していると思います。
プライム市場の騰落は8割強が商いを伴って値上がりする全面高と
なりました。TOPIXも大幅高となり、3.18%高となり、
日経平均株価より一足先に史上最高値をつけました。
今日の記事に、15%の関税合意で2025年のGDPは、
0.5%の押し下げになるとの試算が出ていました。世界経済に
与える影響を含めると1.1%の下押しになります。関税の影響
は大きいです。
今日の東京株式市場の日経平均株価は、投資家はリスクオンになり
続伸すると予想しています。
以上
経済記事から