皆様へ
おはようございます。草野です。
今週で7月は終わります。でも猛暑日は続くようです。近所の公園で
昨年は見かけたカブトムシは、クヌギの木の周りは掘り返されて見かける
ことはなく、寂しくなりました。セミはようやく「ミンミンゼミ」が
鳴くようになりましたが、この暑さでは大好きな「クマゼミ」の鳴き声
はまだのようです。テレビで流される西日本のニュースには「クマゼミ」
の鳴き声が聞こえています。熱中症対策は怠らないようにしたいです。
先週末の米国NY株式市場のダウ平均株価は、米関税交渉の進展期待で
208ドル高と反発しました。今朝のニュースではEUとは、15%の
関税と6,000億ドル投資で合意していました。その影響はこれから
現れます。日米合意に文書がないことは気になります。ナスダック市場
も0.23%高となり最高値を更新しました。為替は、貿易交渉の進展
期待から円売りとなり、147円台半ば過ぎと円安になりました。
先週末の東京株式市場の日経平均株価は、高値警戒感から370円安と
反落しました。先週買われた自動車株も大幅減益の三菱自動車は10%
安となり、他の自動車株も売られました。関税の現実は厳しいという
ことです。これから決算発表が続きますが、減益発表となった銘柄には
失望売りが出そうです。プライム市場の売買金額は、4.5兆円と5兆円
を割り込み期待が萎んできましたが、今期の決算予想が良い銘柄は買われ
ることを期待しています。しかし、投資家のリスクオンの状態は続いて
いますので、42,000円を目指す動きは私は続いていると思います。
プライム市場の騰落は、5割強が値下がりし、TOPIXも0.86%安
と反落しました。為替が147円台前半への円安となっても主力銘柄への
買いには繋がりませんでした。
今日の記事に、7月の東京都区部の消費者物価指数が、110.5となり
前年同月比で2.9%上昇と発表されました。都が実施している水道の
基本料金無償化が全体を引き下げたと解説されていました。しかし、東京
都区部以外は水道の基本料無償化は実施していないことから、日本全体の
消費者物価は上昇していると考えます。また、6月の企業向けサービス価格
が前年同月比で3.2%上昇と発表され人件費の価格転嫁が進んでいる
と出ています。企業物価は消費者物価に反映されることから、消費者物価
は上昇し続けていると私は思います。
今日の東京株式市場の日経平均株価は、反発すると予想しています。
以上
経済記事から