皆様へ
おはようございます。草野です。
今朝も暑い1日になりそうです。明日からは台風の影響で30℃
前半の気温となり涼しく感じられそうです。30℃で涼しく感じられる
とは愉快です。今日の通勤電車には数組の子供連れの親子が乗っていて
明るい声で会話をしていました。帰省か旅行か分かりませんが、夏休み
を楽しく過ごすでしょう。私も子供を連れて田舎で過ごしたことは
良い思い出として残っています。子供たちに良い思い出なって欲しいです。
昨日の米国NY株式市場のダウ平均株価は、決算発表で市場予想に
届かなかった銘柄は売られ、204ドル安と反落しました。関税合意は
色あせた感があります。ナスダック市場も上げ過ぎから持ち高調整売り
により、0.37%安と5営業日ぶりに反落しました。為替は、
148円台半ばで小動きでした。今月末のFOMCでは米金利引き下げ
はないとの観測から利下げ時期が議論されれば円高に動く可能性が
あると思います。株式は決算発表が出れば毎回売られています。
昨日の東京株式市場の日経平均株価は、期待していた反発はなく
323円安と続落しました。日経解説によれば海外投資家の短期筋
による先物売りが出たことが理由の一つにあげられていました。
当面の大きなリスクとなっていた米国の関税交渉が山場を超えたこと
から投資家は個別企業の決算発表の内容に注目が移りました。日本の
半導体関連株の業績が良くないことから格付けは引き下げられている
こともあり、期待先行で買われていたハイテク銘柄、半導体関連銘柄
が売られ日経平均株価を押し下げました。プライム市場の売買金額は
4.0兆円と前日に引き続いて薄商いでした。国内政治はますます
混迷を深めて迷走状態になってきました。政治の安定は経済にとって
必要不可欠な条件の一つです。プライム市場の騰落は6割が値下がりし
0.75%安と続落しました。2,000円以上上昇しましたが、1,000円
以上の下落となり、反発の気配すら見えません。反発には、主力企業の
第1四半期の決算発表が良いことが鍵となります。
本日の記事に、2025年度の経済財政白書が発表されその中で物価・
賃金の好循環が「定着」間近と表現されています。しかし、米国関税が
日本経済の下振れリスクになると指摘していました。まだその影響は
自動車産業の第一四半期決算に表れており、これから他の業界に影響を
及ぼすと考えます。また、SBIは口座乗っ取り補償で26年3月期は
80億円の損失を計上すると発表しました。当該証券は原則として顧客
の損失額の2分の1を保証すると公表しました。
今日の東京株式市場の日経平均株価は、買い材料はなく続暗く予想です。
以上
経済記事から