皆様へ
おはようございます。草野です。
今朝も梅雨空で浅草橋は小雨が降っていましたが、雨にも負けず傘は
ささないでの出社でした。明日からは梅雨明けとなる晴れとなり夏日に
なるようです。今日本は20日の参議院選挙に向けて色々な政党、
立候補者は最後のお願いに駆けずり回っています。選挙はSNSが利用
され、偽情報が飛び交っていますが、ある一定数はこの情報を信じて
投票します。そして、過激と思われる政党、候補者の言動がニュースと
してメディアが取り上げます。私は、明日の日本を考える候補者に国民の
権利である一票を投票します。
昨日の米国NY株式市場のダウ平均株価は、インフレ懸念が和らいだこと
から231ドル高と反発しました。トランプ大統領のFRB議長の解任
報道で一時は下落しましたが、自身の否定で上昇に寄与したようです。
ナスダック市場は、0.25%高と連日の最高値を更新しました。為替は
「解任騒動」で146円台までドルが売られましたが、1円以上円高の
147円台後半まで円高が進みました。
昨日の東京株式市場の日経平均株価は、米国の半導体関連株の上昇と
円安を背景にした輸出関連株への買いが入りましたが、引けにかけて
売られ14円安と反落しました。特にAI関連は、エヌビディア製品
が中国への輸出が許可されたことで関連する日本の銘柄が物色され
ました。AI相場は息の長いものになりそうです。しかし、他は蚊帳の
外でした。プライム市場の売買金額は、4.3兆円と少なく40,000円
台乗せの相場になるには厳しい状況が続いています。為替は149円台に
なりましたが、日本の利上げは難しいことから円高にはならず、米国も
利下げは遠のいていますので、金融株は売られ、買われる要因はありません。
7月末から始まる第1四半期の主要企業の決算発表がどのような内容に
なるかです。特に自動車、その関連株の決算状況が気になります。トヨタを
はじめ自動車メーカーは厳しい見方をしています。プライム市場の騰落は、
6割強が値下がりしまし、TOPIXは半導体銘柄の上昇が下支えし、
0.21%安と小幅に反落しました。
今日の記事に、米利下げは「年2回」予想もぐらついてきています。
トランプ大統領は、FRB議長を解任する理由を見つけるために動いて
いるようです。相互関税のインフレ圧力はあるとしているFRBとの綱引き
です。また、24年度の労働分配率(利益などの内人件費回る割合を表す)
は53.9%で51年ぶりの低水準となり、企業の内部留保の増加に
表れました。内部留保は企業経営にとっては重要なことです。
今日の東京株式市場の日経平均株価は、参議院選挙を控え、様子見姿勢も
あり続落すると予想しています。
以上
経済記事から