皆様へ
おはようございます。草野です。
今朝も暑く、ミンミンゼミとアブラゼミが元気に鳴いていました。
今年はクマゼミの声が聞こえてきません。あのうるさい鳴き声が
聞きたいですね。西日本のニュース映像の中からは、賑やかな
クマゼミの鳴き声が聞こえて私の中では真夏の一コマになっています。
クマゼミは南方系で10年前は聞けませんでしたが、これも温暖化
により、東京でも聞くことができるようになりました。北海道でも
ぶりが大量に獲れています。地球温暖化は進んでいます。
昨日の米国NY株式市場のダウ平均株価は利下げ期待が継続し、
出遅れ感のあるディフェンシブ株や消費関連株に買いが入り463
ドル高と続伸しました。ハイテク銘柄の多いナスダック市場は、一服
しましたが、小幅な0.14%高となり、2日連続で最高値を更新
しました。為替は、147円台半ば手前で少し円高に振れました。
あとは、利下げ実施でどの程度の円高になるかです。
昨日の東京株式市場の日経平均株価は、556円高と大幅に続伸し、
一気に43,000円台に乗せ新高値を更新しました。米国株高から、
一気に海外投資家が買い姿勢を強めました。この流れに沿って日本
の投資家も乗り遅れまいと幅広い銘柄に買いを入れて現物株の上昇
になりました。高値警戒感が出てくると思いますが、強気一辺倒の
東京株式市場でした。プライム市場の売買金額は、6.3兆円と
活況水準を通り越しました。米国の利下げ幅が通常の0.25%から
0.5%に拡大するのではという見方もあり、大幅上昇に海外投資家
の牽引がありました。プライム市場の騰落は、6割弱が値上がりし、
売られる銘柄もありました。TOPIXも0.83%高の
3091.91ポイントとなり、連日で新高値を更新しました。
上昇率は日経平均を大きく下回りました。今日の記事に、FRBに
対する「利下げ包囲網」が狭まっていることが出ています。理由は、
関税に伴うインフレ加速は今のところ見られない、消費者物価指数
は予想通りで上昇していない等から利下げ圧力はトランプ大統領か
らも出ているということです。また、7月の企業物価は前年同期比
で2.6%上昇したものの伸び率は4か月連続で鈍化しました。
食料品価格は価格高騰が続くが政府によるガソリンや電気・ガス代に
対する補助金が伸び率を押し下げたとみられると解説されていました。
今日の東京株式市場の日経平均株価は、上昇スピードが速く、利食い
売りが広がり反落すると予想しています。
以上
経済記事から