皆様へ
おはようございます。草野です。
昨日はお湿り程度の雨が東京に降りましたが、暑さ解消にはならず
降っても地面は熱くすぐに蒸発してしまいました。水不足、高温で
夏野菜が高騰しているようです。明日からの3連休はお盆休みを
利用して帰省する家族が多いのではと思われます。毎年のことですが、
鉄道、道路、空の便の渋滞予測がニュースになります。明日は、長崎
に原爆が落とされてから80年、15日は終戦の日で日本全国は
鎮魂に包まれます。忘れることができない出来事はお盆の期間の
昭和60年8月12日に起きた日本航空123便の御巣鷹山墜落事故
です。520名の方が亡くなられました。痛ましい事故でした。
昨日の米国NY株式市場のダウ平均株価は、米経済を巡る先行き
不透明感が根強く、消費関連株が売られ224ドル安と反落しました。
ナスダック市場はまちまちでしたが、半導体の一角が買われ0.34%
高と続伸し最高値を更新しました。為替は147円台前半となり、
大きな動きはありませんでした。
昨日の東京株式市場の日経平均株価は、半導体関連株が売られ小安く
始まりましたが、海外投資家の日本株の先高観を背景に株価先物に
買いが入り、264円高と続伸しました。41,000円台を回復
して引けました。しかし、自動車及び部品などの関連銘柄は関税が
決着していないことから売られました。プライム市場の売買金額は、
5.6兆円と連日の5兆円超えで活況市場となりました。海外投資家
主導の上昇は、逃げ足は速いため日本の投資家が高値を掴み損切り
することにならなければと願っています。プライム市場の騰落は、
6割が値上がりし、TOPIXは最高値を更新しました。
今日の記事に、トランプ大統領は「米国に輸入されるすべての半導体
におよそ100%の関税をかける」と述べました。米国内に工場を
つくると約束した負担軽減措置を設ける考えも示唆しました。半導体
の製造技術はすべて米国にはなく、製造していない半導体を米国に
切り替えることは容易ではありません。また、7月末の外貨準備高が
2か月ぶりに減少、理由は米長期金利の上昇で保有する債券の評価額
が下落したことが要因でした。また、内閣府は6月の経済状況を示す
一致指数が前月から0.8ポイント上昇しましたが、基調判断は前月
までと変わらず「下げ止まり」としました。
今日の東京株式市場の日経平均株価は、連休前ですが海外投資家の買い
で続伸すると予想しています。しかし、米国との関税交渉は齟齬があり
予断はできません。
経済記事から