皆様へ
おはようございます。草野です。
今朝の浅草橋の空には、夏の入道雲から秋のうろこ雲に代わり、途中のプランター
からは彼岸花が咲いて都心も秋の気配になりました。寒さ暑さも彼岸までとはよく
言ったもので季節感を一層感じた通勤でした。MLBではWSに向けての熾烈な戦い
が続いています。プレイオフに出れるかが鍵ですが、大谷選手の所属する球団はもたもた
しています。昨年のチーム一丸の気持ちが弱い気がするように感じるのは私だけですかね。
昨日の米国NY株式市場のダウ平均株価は、最高値圏で推移する中で、ハイテク銘柄に
売りが出て171ドル安と続落しました。ナスダック市場も売りに押され0.33%安
と続落しました。為替は、米金利の上昇を受けて148円後半まで1円以上円安に動き
ました。
昨日の東京株式市場の日経平均株価は、米国株安を受けて高値圏にあることも背景に
一時は水面下に沈みましたが、ソフトバンクGの大幅高が一部のAI関連株を刺激し、
予想は外れて136円高と続伸しました。今の日本株式市場は、指数への寄与度の大きい
銘柄の動きに大きく影響されています。良いことではありませんが、売られ水面下になる
銘柄、更に買われ上場来高値を更新し続ける銘柄と極端な2極化が進んでいます。プライム
市場の売買金額は、6.0兆円と高水準の売買が続いています。45,000円台を固めて
いると受け止めればよい足踏みになると考えれば日々の高値更新より長続きする株式相場
になると私は思います。プライム市場の騰落は、5割強が値下がりしましたが、一部の
銘柄の大幅高により、TOPIXは0.23%高と続伸しました。
全体的には売られましたが、米国におけるソフトバンクGのAIデータセンター設置の
ニュースを好感し大幅高となり、東京株式市場を下支えしました。配当権利落ちを今週末
に控えて、増配予想銘柄、高配当予想銘柄には買いが集まり、売買金額も増加しました。
今日の記事に、2025年6月末時点の邦銀の国際与信残高は5.5兆ドル(800兆円)
と発表されました。ものすごい金額です。この資金は円を売ってドルを買う動きとなる
ため、円安要因の一つになっています。また、8月のパソコン出荷台数が前年同月比で
52.3%増とWindows10のサポート終了でパソコンの買い替え需要を促しました。
それにしても、マイクロソフト、パソコンメーカーはOSのバージョンアップ毎に利益を
享受します。
今日の東京株式市場の日経平均株価は、買い材料は円安ですが、米国のハイテク銘柄が
下落していることから反落すると予想しています。しかし、配当権利取りの動きもあり
堅調に推移すると思います。
以上
経済記事から