経済記事から

10月7日の経済記事から

皆様へ
おはようございます。草野です。
今朝のトップニュースはノーベル生理学・医学賞に大阪大学の坂口特任教授が
受賞しました。免疫学での成果が認められました。日本の誇りです。インタビュー
で座右の銘はと聞かれ「四字熟語はないですが、一つ一つ」という言葉が印象
に残りました。研究とはまさにこつこつと実績を重ねていくことです。先生の
言葉は心にささります。
昨日の米国NY株式市場のダウ平均株価は、連日の最高値を更新していることも
あり、利益確定売り、持ち高調整の売りに押され63ドル安と反落しました。
小幅な反落で先高観はあります。ナスダック市場は、半導体関連株が上昇し、
0.70%高と反発し、2営業日ぶりに最高値を更新しました。為替は、日本
市場の影響もあり、150円台半ばまで円安が進みました。
昨日の東京株式市場の日経平均株価は、高市新総裁誕生を受けて財政拡張的な
政策が進むとの見方から、海外投機筋が株価指数先物に断続的に買いを入れて
そして為替は2円以上円安となり主力銘柄が買われ、2,175円高と大幅に
続伸し、47,944円と48,000円近くまで買われ最高値を更新しました。
高市トレードは多くの投資家に歓迎されました。それにしても上げすぎです。
プライム市場の売買金額は、7.8兆円と投資家の買い意欲は相当なものがあり
ました。まだ人事は決まっていませんが、決定後は重点とする政策が明らかに
なると思います。その時の市場の反応に注目です。プライム市場の騰落は、
9割が値上がりする全面高となりましたが、金利引き上げ期待の大手銀行株も
一時はマイナス圏内でしたが引けにかけて買われ上昇しました。
今日の記事に、ウォール街で、6日の東京株式市場での日経平均の急騰が驚きを
持って伝えられ、日本株買いに走ったことが書かれています。しかし、その出口
は、会場の近いところに陣取るとコメントされていました。要は、逃げ足が速い
ということで、長期的な見方はしていないということでしょう。また、大きく
円安に振れた要因に、高市総裁誕生が、10月の日銀政策決定会合で利上げに
踏み切るという確率が大幅に低下したことによると解説していました。また、
6日の日銀の支店長会議で10月の支店長会議で地域経済報告で北海道のみ景気
判断を引き下げ、他の地域は景気判断を据え置きました。まだまだ日本経済は
足踏み状態を脱していません。
今日の東京株式市場の日経平均株価は、高市トレードの余波が残り続伸すると
予想しています。
以上

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