皆様へ
おはようございます。草野です。
今朝は八丈島を襲った続いた2度の台風は去り、大陸からの冷たい秋の風
が心地よく感じられる通勤でした。昨日の自宅近辺も神社ではお祭り、
金木犀の香りが漂い、萩の花は満開となり、林の中にはどんぐりが落ちて、
秋です。小川では釣りを楽しむ人がいて秋の様子を満喫できました。
昨日の米国NY株式市場のダウ平均株価は、週末に中国との関税問題が再燃
し大きく下落しましたが、米中対立の警戒感が一服し、587ドル高と反発
しました。全値戻しとはなりませんでしたが、トランプさんの言葉は金融
市場を大きく揺さぶっています。ナスダック市場も、2.20%高と反発
しました。為替は、152円台前半へと円高に進み、高市ラリーの巻き戻し
となりました。
先週末の東京株式市場の日経平均株価は、最高値を更新し続ける日本株は
利益確定売り、政局の不安定化もあり、そして米国株安と東京株式市場に
とってはマイナスばかりとなり、491円安と反落しました。48,000円
割れがなかったことは良かったと思いました。プライム市場の売買金額は、
6.3兆円と高市新総裁が誕生した6日以降活発な取引市場なっています。
為替も5円以上の円安に振れ、この円安が続けば自動車、電子・機械の輸出
を主力とする銘柄は円安効果が収益に現れます。この円安は何れ修正される
ため、長続きはしないと私は思っています。短期の投資家に惑わされないこと
が肝心です。プライム市場の騰落は、9割が値下がりする全面安となり、
TOPIXは1.85%安と大幅に反落しました。1%以上の動きは大幅と
表現します。しかし、ファーストリティリング大幅に上昇し、日経平均株価を
260円押し上げたことは、東京株式市場の指数はもっと下落して良かったと
いうことになります。寄与度の高い銘柄はそれだけ影響が大きいということです。
今日の記事に、9月の企業物価指数が前年同月比で2.7%上昇、伸び率は
8月から横ばいでした。企業間取引の価格は落ち着いたということですかね。
また、2024年度の食料自給率がカロリーベースで4年連続の38%と発表
されました。金額ベースでは前年度から3ポイント上昇の64%でした。日本
のカロリーベースの自給率は、主要国ではオーストラリア、フランス、米国が
100%を超えており、日本の低さが際立っています。食料の輸入が停止したら
大変なことになります。
今日の東京株式市場の日経平均株価は、公明党が連立政権を離脱したことから
総理の椅子を巡って政界は大騒ぎとなり、混迷を深めています。日経先物は
大幅に下落し、現物市場も大幅な下げが予想されます。たとえ野党から総理
がなっても短期政権となる可能性が高く、ますます日本は混乱すると私は考えて
います。
以上
経済記事から