経済記事から

12月16日の経済記事から

皆様へ
おはようございます。草野です。
今年の漢字一文字は「熊」でした。漢字は投票で行われ一番票を集めた文字
が選ばれて、清水寺の管主が揮毫することになっています。「熊」は食料
不足のせいもあり人の生活圏に現れて人に危害を与えました。そのことは
多くの人の関心を集めた結果でした。自分を振り返れば「生」でした。
昨日の米国NY株式市場のダウ平均株価は、高値警戒感や株式相場の過熱感
から売りが出て41ドル安と小幅ですが続落しました。ハイテク銘柄の一角
は売られていました。ナスダック市場は、0.59%安と3日続落しました。
AI関連株には自律反発期待の買いが入ると思いますが、まだ売りは継続
しています。為替は、155円前半で小動きでした。
昨日の東京株式市場の日経平均株価は、米国株安につられて668円安と
反落しました。先週末の上昇分を帳消しにした東京株式市場でした。特に
AI関連株のアドバンテスト、ソフトバンクグループの下落が大きく日経
平均株価を大きく下押ししました。オラクルの収益見通しを下方修正した
ことからAI関連銘柄への売りが止まない状況になりました。電子部品株
についても売られました。師走相場を期待していましたが、難しくなった
ようです。プライム市場の売買金額は、5.1兆円でした。日経平均の
50,000円台を維持できたことは明るい兆しが見えてきたということ
と思います。プライム市場の騰落は、7割強が値上がりしました。
TOPIXは0.22%高と続伸しました。AI相場で大きく上昇した日経
平均寄与度の高い値がさの半導体関連銘柄の大幅下落が足を引っ張りました。
今日の記事に、12月の日銀短観が発表され、大企業製造業の景況感は
3四半期連続で改善と出ています。製造業は関税政策による不確実性で懸念
がありましたが、12月調査では半導体関連の需要増が景況感の改善に
繋がったと解説していました。また、賃金と物価が緩やかに上昇するメカニズム
は崩れず、日銀の政策正常化を後押しする内容と解説していました。このことが
銀行株の上昇に繋がりました。また、民間エコノミストによる10~12月期の
GDPは、前回調査からは0.24ポイント上方修正したと出ていますが、
政府の試算を下回っていました。エコノミストの発表は参考程度です。
今日の東京株式市場の日経平均株価は、続落予想です。50,000円を
割り込まないで欲しいです。
以上

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