経済記事から

12月24日の経済記事から

皆様へ
おはようございます。草野です。
今日はクリスマスイブですね。昭和の時代は街に繰り出し大騒ぎをして
クリスマスケーキを持って帰る姿が世の中でした。今はすっかりと変わり
おとなしくなりました。店頭販売のケーキは売れ残るため、予約販売に
切り替えられました。この日を楽しみにしている子供達は大勢います。
キリストの誕生祝いが日本では家族で楽しく過ごす日になりました。
昨日の米国NY株式市場のダウ平均株価は、前日に引き続きハイテク銘柄が
牽引し、79ドル高と4日続伸しました。日本市場のように極端な投機的な
動きはなく静かでした。ナスダック市場も半導体銘柄が買われ0.56%高
と4日続伸しました。為替は、東京金融市場と156円台初めと同様な水準
となっていました。海外はクリスマス休暇でおとなしかったです。
昨日の東京株式市場の日経平均株価は、前日に買われた半導体関連株、
円安を背景にした上昇した自動車株、ハイテク銘柄が売られましたが、
前日に売られた内需関連銘柄は逆に買われ、10円高と小幅に続伸
しました。しかし、海外投資家はクリスマス休暇に入り、プライム市場の
売買金額は4.1兆円と5兆円を割り込む薄商いとなりました。海外投資家
の動きが鍵になっているということです。日本の個人金融資産は全体で
2,200兆円ですが、そのうち株式資産は400兆円強であり、すべてが
日本株式の残高でも東京株式市場をリードできる力はないと私は思って
います。プライム市場の騰落は7割強が値上がりし、TOPIXは
0.53%高と続伸しました。
今日の記事に、米国のシティグループの米株戦略の責任者が「AI株は
バブルではなくブームである」と指摘していました。26~27年度は
高水準のAI投資とハイテク企業の成長が続くとみています。また、邦銀の
2025年9月末現在の海外投融資が5兆6000億ドルとなり、3四半期
連続で過去最高となったと出ています。このことは円からドルになることで
円売り・ドル買いとなり、円安要因の一つになっています。日本における
資金需要がないということではないでしょうか。銀行は海外に投資(融資)
して利益を得る構図になっているのではと私は思います。また11月のスーパー
売上高が前年同月比で2.8%増と発表されました。理由は食品の値上げで
あり、残念ですが消費増加ではありませんでした。
今日の東京株式市場の日経平均株価は、材料不足であり、昨日売られた
ハイテク銘柄が買われ続伸すると予想しています。
以上

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