皆様へ
おはようございます。草野です。
今朝は蒸し暑かったことから、事務所は暖房から
冷房に切り替えました。昨日の日経夕刊には、今の
季節のとらえ方を春⇒夏⇒梅雨⇒真夏という表現を
していました。地球温暖化が言われて何十年も経って
いますが、ますます温暖化は進んでおり、季節の
移ろいを感じられなくなる日は遠くないような気が
しています。季節の移ろいは脳を活性化します。
昨日の米国NY株式市場のダウ平均株価は、トランプ
大統領のFRB議長は解任しない、米政権は対中関税
の大幅引き下げを検討しているとの報道から寄付は
1000ドル以上上昇しましたが、引けにかけては
売り物が増えて419ドル高と続伸しました。ナス
ダック市場も2.5%高と続伸しました。為替は
米政権からの円高誘導は話題にならなかったことから
143円台半ばまで円安が進みました。FX取引で
大けがをした投資家も多いのではないでしょうか。
昨日の東京株式市場の日経平均株価は、トランプ
大統領が、FRB議長を解任しないと話したこと
から、為替は一時143円台まで円安にふれ、米国
株式市場でも1,000ドル以上上げたこともあり
648円高と反発しました。しかし、このニュース
は一時的ととらえた投資家は多く、上値には売り物
が出てきて引けは寄り付き後の900円高を超える
ことができませんでした。プライム市場の売買金額
は、4.2兆円と久しぶりに4兆円を超えましたが、
この上げでは物足りません。先行きの不透明感が
投資家の買い上がる行動にはストップをかけている
ようです。5月半ばまでに前期の決算が発表されて
きます。主力企業は円高、関税を考慮した今期決算
の見込みを発表します。おそらく厳しいものになる
ことから今期の決算は、減収減益が多く出てくると
予想されます。プライム市場の騰落は、8割が値上
がりするという全面高でしたが、陰線銘柄は多く
上げ幅を縮小して引けたのではと私は思いました。
今日の東京株式市場の日経平均株価は、米国株高、
円安を受けて続伸すると予想しています。ハイテク
銘柄の戻りに注目しています。
以上
経済記事から