皆様へ
おはようございます。草野です。
今朝も乗車駅で年配の知り合いと思われるご婦人が挨拶していました。
「今朝も暑いしか言葉はありませんね」と年配にはこの暑さはこたえます。
昨日の日経夕刊になぜ土鍋で炊いたご飯は美味しいかの科学的な説明があり
ました。土鍋は熱伝導効率が低く温度上昇が穏やかで、美味しい理由は、
米に含まれるアミラーゼの酵素作用がうまみと甘みを引き出すためでした。
アミラーゼが最も効果的に活動するのは40~50℃くらいの温度で、
土鍋で加熱するとこの温度帯の通過速度が金属鍋よりも遅く、アミラーゼが
米のデンプンをゆっくり分解して甘味やうま味成分を増やすとのこと。私は
土鍋で炊いたとき必ずおこげができるように調整します。おこげはご飯の中
でも最高です。特に塩おにぎりにすると最高です。
昨日の米国NY株式市場は、レーバーディで休場でした。西欧の株式市場は
防衛関連株が買われ反発しました。為替は、147円台前半で少し円安に
なりました。投資家は米国株式市場の動きに左右されています。
昨日の東京株式市場の日経平均株価は、米国株のハイテク、半導体銘柄の
大幅下落を背景に、半導体関連株が大幅安となり、529円安と続落し、
一時は900円安、42,000円を割り込みましたが、維持できました。
世界で注目されていたエヌビディアの決算が良かったにも関わらず中国リスク
が懸念され、AI関連の銘柄に売りが出て、日本株式に波及しました。AI
投資は始まったばかりであり、今後AIを利用した業務の効率化、生産性
向上は加速度的に進むと私は考えています。この技術は日進月歩であり、日本
は遅れています。AI技術発展に対応できる企業が出てきて欲しいです。
プライム市場の売買金額は、4.0兆円と米国は休日のため大きく減少しました。
今日の東京株式市場も海外投資家の動きはないと思います。プライム市場の
騰落は、5割が値下がりし、TOPIXの値下がり率は0.39%安と日経
平均株価の下落率の1.24%に比べ小さかったです。日経平均採用銘柄の
寄与度の大きい半導体関連銘柄の大幅安が下落率の差になっていました。
今日の記事に、4~6月期の法人統計が発表され、全産業で前年同期比で
0.2%増加と発表されましたが、製造業は、米国の関税措置の影響を受けて
11.5%減で2期連続のマイナスでした。次期も製造業はもっと米国の関税
措置の影響を受けると私は思います。また、NEEDSがGDPの予測値を
発表し、25年度は0.6%、26年度は0.7%と発表しました。関税措置
を織り込むと下方修正になるのではと懸念しています。
今日の東京株式市場の日経平均株価は、昨日が下げ過ぎであり、反発予想です。
以上
経済記事から