経済記事から

6月13日の経済記事から

皆様へ
おはようございます。草野です。
今朝もどんよりとした梅雨空で、雨が降ってくるような
空模様でした。都営新宿線の通勤電車は冷房が効いて寒く
なってくるほど強冷房で電気代節約のために健康に優しい
温度まで下げて欲しいと思っているのは私だけですかね。
西武線、東京メトロの冷房温度と比較したら寒い位です。
昨日の米国NY株式市場のダウ平均株価は、AI需要の
強さを示したことから半導体株、AI関連銘柄が買われ、
101ドル高と反発しました。ナスダック市場も0.23%
と反発しました。為替は米長期金利の低下で143円台
半ばまで円高が進みました。インフレ再燃への懸念が一旦
薄れ債券買いが優勢となったことが理由でした。
昨日の東京株式市場の日経平均株価は、円高、米国株式の
ハイテク銘柄安に連動し、海外投資家の先物売りが出て
248円安と反落しました。依然として関税交渉は先行きが
見えず、交渉国との交渉は続いており、7月初旬の期限を
延長するというニュースもあり、状況はベールに包まれて
います。プライム市場の売買金額は、3.7兆円と少なく
投資家の投資意欲を減退させているようです。円安は買い
材料になりますが、米国金利が下落して円高要因となって
います。しかし、米国株高になるとドルが買われ、円が
売られる円安となるため、東京株式市場は、米国株の上昇
を期待していると私は思います。プライム市場の騰落は
6割弱が値下がりし、TOPIXも0.21%安と小幅に
反落しました。
今日の記事に、大企業の4~6月の景況感は、5四半期
ぶりのマイナスになりました。理由は米関税しかありません。
中でも相互関税が発動済みの鉄鋼、自動車・同付属部品製造業
は前者がマイナス29.1、後者がマイナス16.1と大きく
相互関税の影響を受けていました。また、日本IR協議会は
上場企業を対象にした投資家向けIR活動の実態調査を行い
8割が資本コストや株価を踏まえた経営への対応について
企業トップの意識が高まったとの回答があったと発表しました。
その対応はアクティビィスト向けであり、生産性を上げ、
収益拡大を狙いとする設備投資に繋がっていません。あくまで
株主対策であり一時的には株価を上げますが将来的な企業価値
を上げることにはなっていないと私は思っています。
今日の東京株式市場の日経平均株価は、半導体関連株が引き続き
買われますが、円高による主力銘柄は売られるという展開を
予想していますが、反発すると予想しています。
以上

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